2006年01月16日

2006年前夜。

去年の大晦日は、山口県の萩のユースホステルの部屋で
30代独身、女ふたりで缶ビール(発泡酒)を
ちびちび飲みながら、ボビーと曙の対決を見ていた。
…といっても、私は全くの格闘技音痴なもんで、
た〜だ見ていた。

14日から封切られた「THE有頂天ホテル」は、
そんな2005年の大晦日、私らがそんな時間をすごしていた
10時からの2時間のドラマだ。

とにかく、豪華。
三谷先生お得意の密室劇とはいえ、舞台はホテル。
それに、役者の顔ぶれもすごい。
役所広司、松たか子、佐藤浩市、篠原涼子、愛しの伊東四郎、
香取慎吾、唐沢寿明と、群像劇ながら主役級の役者を一同に揃えている。

例のアメリカの爆発ヒットテレビドラマ「24」と同じく、
物語はほぼリアルタイムで進む。
…といっても、「なんでこの人、こんな短時間でこっからここまで移動してる?」
「このメイクすんのに、20分くらいはかかるでしょ?」と
若干つじつまが合わないところがあるものの、そこはご愛敬。
ちょっと登場人物が多すぎて、ぐちゃぐちゃしちゃうけど、
それも、この映画の味。
なんやかんやと、楽しませてくれる映画でござった。

みんな早口で何言ってるかわからんとこもあったけど、
あるテレビ番組で松たか子が、

「監督から、この場面は時間がないんであり得ない早口で」
とかそんな演出があったんです。

とか言ってた。

映画は、見てる人を楽しませてなんぼ。

そういう観点で見たら、なかなか良い映画。
だって、映画館のあっちこっちで、「ふふ」とか「ぷっ」とか
小さな笑いがおこってたもん。

個人的には、オダギリジョーをああいった使い方する
三谷さんのセンスが好き、かな。

みんないろいろ抱えているけど、
♪みんなみんな、生きているんだ、ともだちなんだ〜♪
posted by さとる at 00:28| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

王様気分。

平井堅のベスト、売れてるらしいね。
もう発売からしばらく経つけど、
店のBGに流れる裏声王子様の声に少々食傷気味。

…とそこに

堅さまのデビュー曲「Presious Junk」がっ!


これは、これは、三谷幸喜の最高傑作ドラマ「王様のレストラン」の
エンディングテーマじゃないっすか!

あの頃は、堅さまがこれほどの偉大なるスターになるとは
ちぃっとも思っちゃいなかったけどなぁ。


…ということで、
レンタル屋に急ぎました。
もちろん、「王様のレストラン」全巻を借りにです。


今までビデオで何度見たことか。
私のバイブルでもあります。

休みの日、仕事の日、関わらず寝る間を惜しんで見まくる。


やあっっぱ、ええわ。(ほのぼの)



「読書百遍、意自ら通ず」

という言葉があるけど、読み物だけに限らずドラマとか映画も
そうなのかなぁ、と思うことがたまぁぁにある。
「たまぁぁに」というのは、それほど繰り返して見る作品が
少ないってだけのことだけどね。

この「王様のレストラン」を見て感じるのは、



「人って、根っからの悪人っていないぜ」


ってこと。この中で描かれる人物は、憎らしいやつもいるけど、
その憎らしいやつも、愛すべきところを必ず持っているし、
その愛すべきところがその人をつくるほとんどの要素ってことが
次第にわかってくる。
ほら、ドラマとか映画とか、よくステレオタイプの悪者タイプのやつって
いるじゃない。あれって、限られた時間内で作品を盛りあげるために
「安易に設定した」感があって、どうも好きじゃない。
その悪者を愛すべきキャラに仕立てるってことは、
よほどの脚本、演技、演出の技術が必要とされると思う。


素晴らしい、素晴らしいっ!


今回も、2回ほど観てしまいました。
posted by さとる at 00:07| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ビデオ・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

ばばあのたわ言

今年の目標

「ブログまめになる」

以上。

んで、新年最初に見た映画(ビデオ)についてひとつ。
正月は実家で上げ膳据え膳の喜びにひとときひたり、
やることと言ったら、テレビ見て、ゴロゴロして、ご飯たべて、ゴロゴロして、
昼寝して、ゴロゴロして、ご飯食べて、寝る。
そんなだらだらとすごしたもんだから、
人間がすっかりふやけてしまってた。

やることも尽きてしまった3日に、
とりあえずレンタルビデオ屋に行って新年最初の映画鑑賞でも。

テーマは
「頭をあまり使わずに、楽しく見られるもの」


それで選んだのが
「恋は五・七・五」ってなわけだす。

この作品の監督は、萩上直子。ん? 若干33歳。
「バーバー吉野」(あのワカメちゃんカットの少年たちの強烈なビジュアル!)の後に手がけた2作目っつうこと。


真夜中(上映開始夜中の1時半)に、灯りを消した部屋で見たのにもかかわらず、
私は寝ませんでした。
つまり、そこそこおもしろかったってわけです。

ストーリーは、5人の高校生(帰国子女だったり、チアリーダーをクビになった女の子だったり、野球部永年補欠君だったり、つまり一般的に言えば問題アリの子たちだな)が、夏休みにある「全国高校生俳句甲子園」出場にむけてがんばるってやつです。
ま、よくある学園モノだすね。
最初はやる気もなく、仕方なく集まったような高校生たちが、恋をして、振ったり振られたりして、なんか知らんけどやる気が出てきたりして、優勝っ(あ、ネタばれっす)。
ほら、よくある話でしょ。

そのよくある学園モノに、俳句っていう高校生とあんまり結びつかない題材をもってきて描いた映画ですよ。
意表をついた学園モノの代表格に「ウォーターボーイズ」があるけどさ。あれは、最高に痛快な作品だったけど。


なんか、批判的な書き方してるけど、そこそこおもしろいんですよ。これが。


主演の女の子(帰国子女で、漢字が苦手な女の子っていう設定ね)に、関めぐみ。
「八月のクリスマス」の日本版でヒロインを演じた子だとか。ふむふむ。
この子がなかなかかわいい。というか、美しい。
クールビューティってなイメージかな。


「ウォーターボーイズ」の竹中直人にあたるのが、杉本哲太。
んんんんんんんんん…。
インパクト弱いっ。あ、竹中直人と比べちゃいかんね。
気弱な性格の先生役だけど、非常にもの足りなくて。でも、そこそこおもしろい。
その杉本哲太が恋する英語の先生に、高岡早紀。ええ????
作品見て、その後ホームページを見て、それが高岡早紀だったことを知る。
以前のような、キラキラしたオーラが出てなかったんで、全然わからんかった。



ま、とにかく。
そこそこおもしろいんで、ぐうたら生活から社会復帰する前に見る映画として
おすすめ、かな。
posted by さとる at 01:04| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ビデオ・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

やはり、ここは映画ネタで。

この季節になると、つまり年末ですわな。
はじめて、親ヌキの深夜徘徊のことを思い出す。

小学校6年の大晦日。
その頃は、映画館で大晦日はオールナイトで映画が上映されていた。
その時の担任の先生が、冬休みに入る前、終業式の日に
「大晦日は、映画観にいこう」と言いだし、
それに乗った15人くらいの生徒たちと一緒に真夜中の映画館へ。
その時観たのは、「ET」。
映画もものすごく良かったし、何より真夜中の映画館は特別だった。
真夜中なのに、人がごった返し、はじめての夜遊び(先生付きだけど)に
ドキドキしたことをよく覚えている。この記憶力がない私が。
映画を観た後は、加藤神社にみんなで初詣に行き、解散。
いつもならとっくに布団の中でぬくぬくしている時間なのに、
その日は目がさえて、目がさえて、日が昇るまで興奮して眠れなかった。
すごくいい思い出だ。

今どき、真夜中の映画館に連れていく先生っているだろうか?
きっと、大問題になるんだろうね。寂しい気もするけど。
posted by さとる at 15:52| 熊本 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

お猿のプチ反省。

新しい「シネモヤン」第5号がついに完成しました。

「シネモヤン」って何よって話ですよね。
熊本で活動しているCiNe3.(シネキューブって読みます)という団体があって、
私さとるもここに所属しているわけで。
んでもって、「映画文化をもっと熊本に広めよう」ってことで、
毎月飲み会開いたり、合コンしたり、それぞれに映画観たり、
血迷って映画づくりに参加してみたり。
ま、いろんな活動をしているわけです。
そのひとつが、この「シネモヤン」。
つまり、フリーペーパーです。映画を切り口に、好き勝手につくってます。
私さとるは、その「シネモヤン」のお絵描き部隊(といっても一人)で、
メンバーからもらった原稿をもとに、しこしことつくっております。
なんとまぁ、今どき、全部手書きです。

本業は、広告のコピーライターなんで、原稿を書くのが本来のお仕事ですが、
そんな半分趣味でやっているようなものだし、いつもやらないことがしたいっ
てことで、デザインを担当している次第です。はい。

熊本市内のカフェや現代美術館、Denkikanなんかに置かしてもらっとります。
あ、まだできたばかりで置きに行ってないけど。


最近、妙に忙しくて、そうなると現実逃避したい時間ってものが欲しくなって、
んでもって、滅多に更新しないブログへと逃げとります。ふぅ。
心なしか、最近お肌の水分がずいぶんと蒸発しておられてて、
目の回りかさかさ、でもってしわしわ、に変化しつつあります。やばい。
なんとかせねば、ねば、ねば。

posted by さとる at 00:25| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

これは、奇跡だ!

エミール・クストリッツァの新作「ライフ・イズ・ミラクル」を観た。
年末、これが今年最後の映画かも、と思っていた作品が、
今年最高の映画(私的)になってしまった。

「アンダーグラウンド」といい、「黒猫、白猫」といい
今回の「ライフ・イズ・ミラクル」といい、
陽気なお祭り騒ぎの中に見え隠れする、社会の不条理さ。
その中で、健気に生き抜く人たちを通して、「人生って、いいもんよ」という
あっけらかんとしたメッセージが込められている、
ように私は感じる。

どんなことを描いても、どんな方法で描いても、
彼の中にある人間賛歌が、それぞれの作品にいきいきとした生命が吹き込まれている。

理詰めの息苦しい社会派とは、一線を画した監督なんだなぁ。

バカはやるけど、仲間は大切にする。番長的なイメージかなぁ。
違うな…。いや、かすってる。

2時間35分という長さも、全く気にならない。お正月の駅伝中継と似ている。
いや、違うな…。いや、微妙に言い得ている。

とにかく、役者が粒ぞろい。
大食いの猫といい、神経質そうな犬といい、居眠りする鳩といい、
極めつけは哀愁漂うロバといい。
動物に、あれだけの個性と、メッセージ性をもたせられるのは、
エミール・クストリッツァの他に誰もいないに違いない。

映画を観て、久しぶりに(去年のモーターサイクルダイヤリーズ以来)
ブルブルッと震えがきた。涙もちょちょぎれた。笑いももれた。

映画の素晴らしい分析は、CiNe3.のお祭り部長「はやし」のブログにまかせる。
http://cine3.seesaa.net/

posted by さとる at 00:59| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

きもちいいひととき。

今日は、お友達が企画した「お茶の時間」というライブイベントに行ってきた。
全部で4つのバンドが出演。プラス、サプライズゲストが一人。
4時間というスペクタクル級のイベントだったけど、
飽きもせず、まったりと、えらい心地いい時間を過ごせた。

いい音楽には、風景がある。

それぞれ、スタイルもジャンルも曲調も違うけど、
一曲、一曲にこめられた作者の思いとか、
演奏している人の“今”の心のあり方とか、
そういったものが混じり合ってひとつの風景をつくりだす。

今日は、ソングサイクルの「チョコレート」を聴きながら
なぜか中学生の頃、部活の帰り道で泣きながら歩いていた風景を
思い出した。詩にはそういったフレーズはなかったと思うけど、
音を聴いてたら浮かんできた。不思議だなぁ。(ほのぼの)

曲から連想したり、想起された風景を
映像にしたら、おもしろそう。PVではなくってね。
posted by さとる at 00:09| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月22日

復活っ!

…、というわけで、大変ご無沙汰しとりましたが、
そろそろ忘れられそうな勢いなので、ここらでおひとつ。

この前、CiNe3。の単なる飲み会…、いや
コミュニケーションの源泉である集い「銀幕酒家」があった。
その時の会話。(多少の脚色あり)

K(♂26歳)「懐メロって、何すか?」
S(♀35歳)「その人が懐かしいって、感じる曲じゃない?」
K(♂26歳)「じゃ、懐メロとオールディーズって違うんっすよね」
S(♀35歳)「だよねぇ、で、Mちゃんの懐メロって?」


M(♀20歳)「スピッツですかね」





K&S「…………」






ショックです。私の中ではスピッツなんて、比較的「最近の」ものなのに
20歳の子にとっては、それが懐メロに入ってしまうなんて。

私にとっては、
松田聖子とかぁ、キャンディーズとかぁ、ピンクレディとかぁ、…

あ、ま、いいや。
posted by さとる at 19:53| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月27日

スロット部解散

仕事仲間(デザイナー♂25歳、デザイナー♀36歳、私♀35歳)で
スロット部っちゅうものを今年はじめに結成した。

何ヶ月かに一度三人で集まって、パチンコ屋に行く。
ってだけの活動だけどね。

で、今日はその定例会(4ヶ月ぶりくらい)だったんだけど、
みんなトコトン負けて、しょんぼりして帰った。
今回で、5回目(くらい)かな。
1回目から4回目までは、誰かが大勝ちして、負けた人にしゃぶしゃぶをおごる。
って決まりだったけど、今日はみんな不調で、唯一私だけがトントン。
ひどい人は、財布の中が残り千円まで負けちまった。
ま、「勝った人がしゃぶしゃぶをおごる」という決まりを、
しゃぶしゃぶからラーメンにランクを下げて、
トントンだった私が今日はみんなにラーメンをおごったわけです。


…むなしい…


ということで、しばらくスロット部を休部することにした。



それにしても、今日食べたラーメン(煮干しラーメンっつうとこ)は、
熊本のラーメンにしては珍しく、とってもあっさりさっぱり。
ダシがきいてて、なかなか美味。
むなしい帰り道が、ちょっとだけほっこりした。

やっぱり、うまいものは人を幸せにするんだなぁ。と。
posted by さとる at 00:22| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月26日

運命論

35歳にして、運命を信じる乙女です。

いや、運命の人と、運命の出会いをぉぉぉぉぉっ!
ってな大げさなもんではなく、

「今日は何を食べようかなぁ…」
と昼迷ってたりしたりする。
そんな時に、ラジオのDJの与太話で「昨日、うなぎ食ってさぁ」とか
耳に入ったりする。
そんなとき、「今日の昼は、うなぎを食べる運命なのね」。
と、とりあえず近くにうなぎ屋さんを探す。

見つけたうなぎ屋さんは、今まで入ったことのないとこ。
うまいかどうかもわからないけど、
「これが運命だ」と思えば、ためらうことなく入ってしまう。

待ちに待ったうなぎ丼は、たいしたお味でもない。
でも、タラタラ文句なんて言わない。だって、運命だもん。
そこには、お客はわたしひとり。
暇そうな店員さんが、店長さんと世間話で盛り上がっている。
「おいおい、客がいるんだぜ」と、文句は言わない。
だって、運命だもん。

その世間話に耳を傾けていると、店員さんが
「昨日、●●の新曲で●●●●のCD買っちゃったんですよぉ」と。

おっ!

それって、その1週間くらい前に友達と
「●●の新曲って、何てタイトルだっけぇ〜」と
話題にのぼって、結局解決しなかった曲名じゃないっすか。
そう、私はこの曲のタイトルを聞くために
うなぎ屋に導かれていたんだなぁ、と。そこでまた運命を感じる。



実は、これはつくり話でも何でもなくて、本当にあったこと。

ま、それはどうでもいいんですがね。
ここから本題。
「運命じゃない人」を観てきたんですよ。内田けんじ監督の。
ぴあフィルムフェスティバルのスカラーシップで撮ったという
(たぶん)話題作。
役者は、失礼ながら超有名どころは出ておりませぬ。
ジェームス三木の息子さんが出てるくらいかな。(あ、加山雄三の息子さんではなかったです)

5人の主人公の約1日を描いた群像劇ってやつだけど、
これが、これが、むっちゃくちゃおもしろいっ!
群像劇って、「この人があの人の恋人で、で、この人はライバルで…」って
人物の相関を把握するのに一苦労することが多いけど、
コレはシンプルな頭脳をもった私でも楽しめた!
脚本が絶妙で、時間をズラした編集のやり方や、絶妙な5人の絡み具合が最高っ!
途中から、グイグイと引きこまれて、しまいにゃ声出して笑ってました。
そんな人は、映画館で私ひとりでしたが。

も一回、行ってもいいなぁ。
posted by さとる at 11:25| 熊本 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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