2006年03月12日

おもひでの映画。

作品自体に思い入れのある映画っていうのもあるけど、
作品にまつわる自分の思い出から、どうしても心に留まる映画もある。

何まどろっこしい言い方してるんだろ。

つまり、
すげ〜感動した映画もあるけど、
映画を観たシチュエーションがすげ〜心に残った映画もある。

ってこと。

私にとって(私以外にはどうでもいい話だね)
後者の筆頭にあがるのが、


「クール・ランニング!」


灼熱の国、ジャマイカのボブスレー代表の実話。
作品自体は、なかなかエンターテインメント性あふれてて
おもしろかった記憶があるんだけど、
映画館で観た後、ビデオとかテレビで放映されるその作品を、
じっくりと鑑賞できない。

なぜかと言うと…


その当時つきあっていた彼と観た、映画だから。
それだけだったら、別にいいんだけど、

「最後のデートで観た映画だから」


映画はおもしろいんだけど、映画観て笑っちゃいるんだけど、
そのことが約2時間、ずっと頭から離れなくて
素直に映画を楽しめなかった。
ずっと、なんかイヤ〜な気分を引きずっていたもんだから。

だいたい、別れの日に観る映画、選べよ。
っつうか、別れの日に映画、観るなよ。

隣で、ゲラゲラ笑っている彼。(おいおい別れ話の後だろ…)
まさに、私らの席のまわりでは、悲喜こもごもワールド。
映画が終わったら、何の余韻もなく、それなら元気で…と。

しんみりした別れではなく、こうサッパリとすがすがしく
楽しい思い出として、この映画を選んだ彼なりの演出だったかも
しれんけどね。しれんけどね。

なんだか、さっぱりしないまま、さっぱり別れられたような、
複雑な余韻が残って、「クール・ランニング!」という作品が
いつまでも私の心に変な思い出として生きつづけるわけだ。


ま、どうでもいい話ですが。
posted by さとる at 13:03| 熊本 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

現場に急行!

水曜に「風のダドゥ」を試写でみて、
非常に気になる風景があった。
そこは、いわばこの映画の格となっている場所でもあって
何度も何度も出てくるわけだけど、
何日か経っても、その場所のことが気になって気になって
その思いがどんどんつのってきて…。

とうとう我慢できずに、今日行って来ました。

阿蘇は南小国にあるパワースポット、押戸岩。

映画のオープニング、主人公の女の子が倒れていた現場どす。

場所は、大観望から212号線を南小国町方面へ行くこと約10分そこら。
唐傘松から小さな道を左折…。

あ、いつの間にか見逃して通り過ぎてしまいました。

気を取り直して、そこからしばらくそのまま212号線を北上。
トンネルをひとつ抜けて次の信号を、上津江(カメルーン!)方面へ左折。
その道をしばらく走ると、「←マゼノ渓谷」の標識が。
その標識通りに左折し、またしばらく行くと、
Y字路の細い方の道に「押戸岩」の看板があります、あります。

「お…、もうすぐか…」

チ、チ、チ。
ここからが結構長いんです。
川を右手に見ながら、離合不可能な細い道をとにかく直進。
そろそろ諦めかけた頃に、三つ又に分かれた道。
「迷ったら、大きい方の道を行け」
と楽な道を選んじゃいけません。

まずは、真ん中の道に入り、すぐにまた道が分かれているので
そこを左に。プチ悪路を行くのです。

その悪路を、「どうか車がきませんように」と祈りつつ登り切ると
T字路に突き当たり、そこを右折。

すると、突然鬱蒼とした森が開けて、目の前に小高い丘が見えてきます。
そう、ここが押戸岩がある山でございます。

駐車できる広場から、ゆっくり登って10分もしないうちに、
あの、「8/1 約束の日」(映画を見てくださいませ)
どう見ても誰かの手で故意的に並べられたような岩群が見えてきます。



絶景…


360℃パノラマで、阿蘇の尾根が一望できる素晴らしい場所。
まだ枯れ草の色で寂しい季節だったけど、新緑だとそりゃもう…。
地元の言い伝えでは、昔この山の山頂で石をお手玉にして
鬼たちが遊んでいたそうな。
ケルト人の石刻文字ペトログラフが、石に刻まれているとか。
(探したけど、見つけられませぬ)

ネットで調べてみると、ここはパワースポット(パワーを得る場所?)として
有名みたいですね。


山頂でおにぎりを食べて、「風のダドゥ」の主人公のマネして
静かに帰りました。
約30分くらい、そこに居たのは私、たった一人。
posted by さとる at 23:46| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

ビバ!PAOH!

熊本の天草を本拠地とするパチンコ屋さんで、
PA-OHという店がある。
熊本市内では、清水の北バイパスの出口付近にあるから
知っている人も多いと思いますが。

そこのオーナーさんが、えらく映画好きらしく(ただ噂で聞いただけの根拠ですが)
独自で映画祭を企画運営したり、ラジオの映画番組を企画したり、
極めつけ(!)は、市街地の映画館、天草本渡市、小国の映画館が、
いつでも、誰でも1000円!で見られるカードを発行したり。

(↓ここで詳細見て)

http://www.fmk.fm/pa-oh/info/card.php

熊本の映画を盛りあげるために、一役かっている。

だって、膨大な制作費をかけてつくっているからしょうがないとはいえ、
小市民に一回1800円の映画代はちと痛い。
「毎日がレディースデー(水曜は女性1000円!)だったらいいのに」
と思っていたところに、このPA-OHカードの出現。


考えるに(私の想像ですが)
市内にポコポコ登場している「シネコン」の驚異から
映画館を守るための、言い方は悪いかもしれないが、
救済処置なのではないか、と。

そんな中、相次ぐ市街地映画館閉館のニュース。
今、話題の東横インが建っていた「東宝プラザ」閉館から
(ここは、小学生の時はじめて映画に行った思い出の場所)
2年も経たないうちに、市街地にはDenkikan、シネパラ、桃天劇場の
3館を残して全て閉館。
多少の影響はあるだろうと思っていたが、
こんな状況になるなんて想像してなかっただけに哀しいもんだ。

この状況の中、PA-OHが次はどんなことを仕掛けてくれるのか。(他力本願)
密かに楽しみにしているんだけど。
posted by さとる at 11:39| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

風の音。

あたいが住む熊本でも、シネコンが最近の「映画鑑賞」の場として主流になっている。今週末には、浜線バイパスに新しいシネコンがオープンするし。市内だけでも4つのシネコンが郊外にデーンッと構えている。駐車場は無料だし、施設はきれいだし、広いし、ショッピングモールと併設してるところが多いから、お買物ついでに映画でも…ってことになるんだろう。
その一方で、市街地の映画館は閉館するところが続出。この2ヶ月で、松竹、東宝プラザ、そして突然でびっくらこいたけど、シネラックスも閉館。

…ということは、Denkikanとシネパラだけ?

寂しいもんだ。

市街地の映画館は、「PA-OH」カードを提示すりゃ、毎日1000円で見られるわけだし、あのこじんまりした映画館らしい空間が好きだったのに。


この問題は、小市民が一人いくらあがいたって、どうにもならんかもしれんけど、
CiNe3。の活動として、何かできないものだろうか。
つくづく、考えさせられる。


昨日、阿蘇を舞台とした映画「風のダドゥ」のプレス試写におじゃました。
撮影からずいぶん話題になっていた作品だったから、
完成を結構楽しみにしてたんで、それをいち早く試写で拝見できるなんて。

光栄っす。

ダドゥ、聞き慣れない言葉。
これは、馬の腸が動く音のこと、「ダ動」(漢字どうかくのかわからん)から
きているそう。
傷ついた少女が「ホースセラピー」によって元気になるってお話。
ちょっと乱暴な概要だけどね。

1時間37分という上映時間が異様に長く感じたし、
カット割りというか、画面の構成がバラバラで疲れた。
話も、なんかいい子ちゃんの映画。

でも、でも、でも!

新緑の季節の阿蘇!最高に美しい!

この風景だけでも(ごめんなさい)、十分見る価値のある作品だと思った。

5月13日から、熊本シネプレックス(あ、シネコン…)で公開。
6月からは全国公開らしいっす。

熊本県民として、見ておきたい作品だす。
posted by さとる at 14:59| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

嫌われキャラって、好き。

どうしても、流行ものには手を出したくない。
ま、単なる天の邪鬼なんですがね。

おもしろいから流行っているのか、
情報操作に踊らされているのか、
どうしても冷めた目で見てしまう。
そのいい例が、
「世界の中心で愛を叫ぶ」だ。

原作が、異様な大ヒットを飛ばしている頃、

「100万部のうちの、何十万部くらいは上乗せしてるにしても、
 これだけの人が身銭をきって買っているってことは
 もしや、本当におもしろいのか?」

と本屋でドビャーッと平積みされているその本の前で
20分ほど悩んだ結果、身銭をきった。
持っている誰かに借りればいいものを、
表紙の写真がまた清々しくって、買った。
買ったその日に読んでしまった。
ものの2時間。

最後には、ちゃぶ台ひっくり返したい衝動にかられた。

「カネ返せ〜〜〜!!!!!」

ちょうどCine3.のはやし君が入院してたから、
お見舞いに持っていった。もういらねぇし。

はやし君も同じ反応だから、ちょっとだけ嬉しかったぞ。

ま、そんな昔の苛立たしい思い出は置いておいて、
今度映画になるっていう「嫌われ松子の一生」。

また、セカチュー(ああ、省略するだけでも腹が立つ)の二の舞か?
と過去のトラウマから、原作本を手をするのは遠慮させてもらってた。

…と、そこにCine3.のおひまこさんが
「私、本持ってるよ」と軽くひとこと。

あ、身銭きらないなら怒りもさほど…
とケチ根性丸出しで、お言葉に甘えてお借りすることに。

借りたその日に読むのは危険。
1週間ほど寝かせてみた。
土曜日、ま、ヒマだから読んでみようと(上巻)を開いてみた。
土曜深夜、どうにも止まらず一気に(下巻)クリア!


「おもしれぇぇ」

今度から、柴崎コウよりも、中谷美紀の言葉を信じることにします。
posted by さとる at 00:00| 熊本 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

陽気な妖怪たち。

しまった! 劇場でみときゃよかった!

と、後々後悔する作品がたまぁぁぁにだけどある。
最近の映画は、どうもアイデアはいいんだけど、
判で押したような展開が「つまんねぇ」ことが多いし、
ちょっとコアな作品になっちゃうと、「わけわかんねぇのが
今の流れだぜ」的なものが多いから、
ついつい劇場離れしておる。

その後々後悔(ヘンな日本語?)する作品と言えば、
最近では(最近でもないけど)
「ロード・オブ・ザ・リング」。
あれは公開の時期が悪かった。ほぼ「ハリポタ」と同時期公開で、
「ああ、同じ感じ?ビデオでいいや」と思った人は
私だけじゃぁないと思う。

ところが、ビデオで見た瞬間、最初の30分で激しく後悔した。
「劇場のでっかい画面で見るべきだった!」と。
あ、ハリポタもビデオで見たけど
「あ、ビデオでよかった」と安堵した。

非常に前置きが長いけど、今回ビデオで見た
「妖怪大戦争」も、劇場で観ておくべき作品だった。
豪華な出演陣を特殊メイクバリバリで使う贅沢さは、
気にはなっていたが、あれほど楽しめる作品とは!
最後はちょいと説教くさいところもあるけど、
そこはさすが三池様!
戦争はいかん、平和が一番、とかこざこざ言うよりも
楽しけりゃ、人は動くよおおおおん、と
お気楽モードに変換。
それが、この作品を通して一本通ってるし、
単なる話題性だけの映画じゃないことが伝わってくる。

そうだね。モノづくりは、楽しくなくっちゃ!
posted by さとる at 11:20| 熊本 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ビデオ・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月05日

あなたに、会いたくて。

幕末の志士が、好きだ。

いや、正確に言ったら、

司馬遼太郎が描く、幕末の志士が好きだ。


今、明治の陸海軍の司令官だった大村益次郎が主人公の
「花神」を読んでいる。
どうして、司馬遼太郎はこんなにも人物描写がうまいんだろう。
その描写を読んでいるだけで、どんな顔してたのか、
どんな性格で、どんなものを嗜好していたのか。
ありありと、動いて想像できるんだよなぁ。天才だ。

中学、高校までは歴史が大の苦手で、大嫌いで、
「そんな昔のことを覚えて、どうするの?」
と思ってたけど、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」をはじめて読んで、
歴史のおもしろさを実感した。

歴史は、人間がつくってきたんだな。

と当たり前のことだけど、今自分たちが「平成」の世を生きていると同じように、
彼らも「幕末」の世を生きてきたんだと思うと、
妙に感慨深い。


年末年始に、山口県の萩に行ってきた。
実際滞在期間は1日も満たなくて急ぎ足だったけど、
萩城下町を自転車でこいで、

「ここを高杉晋作が歩いたんだ」

「桂さんは、どこらへんに居たんだろう」

とか考えるだけでもワクワクする。

今年こそは、大阪の司馬遼太郎記念館に行くぞ。
posted by さとる at 12:16| 熊本 | Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月31日

いよっ!王様っ!

極端な考えかもしれんけど、
常々、人を見るときに、2種類に分類してしまうクセがある。
本当は複雑で、一人として同じモノをもっているわけじゃないって
わかってはいるけど、そういった複雑なモノを見てしまうと
頭ん中がいっぱいいっぱいになってしまうんで。
分類っていうと聞こえが悪いけど、物事を単純化することって
処世術にすごく必要なことだってことが、30ン年間生きてきて
すごく実感としてあるもんだからね。

例えば、

自分の話を上手に出来る人と、自分の話をしない人。
縦割りでモノを見る人と、横割りでモノを見る人。
やさしさを表に出せる人と、出せない人。

とかね。


ま、それはどうでもいい話かもしれんけど、
この前の日曜、ずっと行きたくて、ずっと躊躇していた映画を
やっと見に行ってきた。

「キング・コング」だす。

ストーリーは、もういいでしょ。知ってる人も多いことですし。
ジッと座ってるギリギリの上映時間(3時間!)だったけど、
全然長いと感じなかったし、CGってわかっちゃいるけど
恐竜の迫り来る迫力に、手に汗握ったし。
それぞれのキャラクターも、見事にハマってて、なかなかおもしろかった。
まあ、つっこみどころも満載ですがね。

で、私が特に気になったのは
女優、ナオミ・ワッツ。
「マルホランド ドライブ」の、あの陰と陽を演じわけた彼女に
ノックアウトされて以来、気になる存在だった。
いやぁ、彼女はいいよ。
ちょっとポカンとあいたしまりのない口元で
感情の動きを表現するところとか、もうゾクゾクしちゃうね。
今回、キングコング相手だったからセリフが少なくって
このポカンッが至る所で見られて、幸せぇ。


女優って、あえて2種類に分類すると、

同性にモテる人と、異性にモテる人。

にわけられると思う。(コレ、私の勝手な分類ね)
んでもって、ナオミ・ワッツを分類してみると、前者だと思う。(コレも、私の勝手な分類)
何かが足りなくて、それが何かわからなくて、だけどパーフェクトまであと一歩! という美女っぷりが、同性の心をグッとつかむんだろうなぁ。

って、全て根拠も何もない、私の超個人的見解です。
posted by さとる at 01:32| 熊本 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

HINAMI

1月28日、つまり昨日。
熊本市民会館で、「HINAMI」の上映会。

市民会館で映画上映? しかも一日2回上映? つまり3600のキャパシティ?
上映会が決まった時に、スタッフとして映画を「売る」側からいったら
不安材料てんこもり。

スカスカだったらどうしよう。
お客さんが怒って帰ったらどうしよう。
あんなデカイ会場だったら、画面が見にくいんじゃ…。

と、いろいろ考えておりましたが、何てことない。
2回で約2500人の来場。ほぼ満席状態で上映。
自主制作映画で、これだけ動員したってことは、イベントとして「成功」と
言ってもいいかも。
これも、実行委員会の皆さんのご尽力のたまもの。
私は、幽霊部員みたいなもんだったけど、ここでスタッフの皆さんに
拍手を贈りたい! 素晴らしいっ!

映画の方は、午前中スタッフ試写があり、そこではじめて完成形を見た。
脚本づくりから撮影までみっちり関わってきたから、内容はわかっていた。
けど、私にとっては「関わった映画」としてしか残らなかった。かな。
映画自体に、何かを揺り動かされたり、意表をつくような発見があったり、
心にひっかかりを残したりは、正直なかったと思う。
映画の場面場面で、
「ここのロケでは、こうだったなぁ」
「あ、○○ちゃんがちょっと顔見えてる」
「私の後ろ姿だ!」
とか、日々走り回っていた日々を懐かしむことが多かった。
映画制作に関わる人って、こういうものなのかしら。ね。

観た人、それぞれに思うところはあるだろうな、と。
私の知人は、映画の途中で「つまらんっ、古い!」と言葉を残して
帰っていったし。
最後に涙目で「私だったら、と考えさせられました」と会場を出てきた
女の子もいた。
ま、それでいいと言ってしまえばそれでいい。
みんな同じ方向を向いているわけでなく、感じ方もいろいろあるわけだし、
考え方を共有することなんて、不可能。
100人いれば100人の。2500人いれば2500人の「HINAMI」があるだろうし。

posted by さとる at 20:29| 熊本 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

日常か、非日常か。

なんで、映画好きなの? なんで、映画を観るの?

そんな質問を投げかけられたら、ものすごく答えに困るわなぁ。
でも、ひとつはっきり言えることは

「日常のなかにある、非日常だから」

冒険もの、ヒューマン、ラブドラマ、ファンタジー、宇宙モノ、戦争もの、
コメディ、アニメーション…。
ある意味、日常に起こりうる作品も中にはたくさんある。
だけどそれは、スクリーンに映った瞬間から、
自分が観客席に座った瞬間から、非日常の世界に変わってしまう。
それを、日常から抜け出した自分が観る。
ってとこに、映画の魅力が集約されているんじゃないかと、
私は思う。

熊本で今週末ある映画の上映会が行われる。
そのタイトルは、「HINAMI」。
このHINAMIという言葉は、古語で「日常」という意味を表す。
熊本を映画のまちにしよう。というコンセプトのもと、
集まった映画づくりの素人たちと、映像のプロが、
流行の(もうすでに古いけど)言葉でいえば「コラボレーション」した作品。
私も、Cine3.の一員としてこの映画制作に携わってきた。

去年の4月からプロジェクトが立ち上がり、
脚本のアイデア出しから、脚本づくり、キャストのオーディション、制作準備と、
8月のクランクインまでわずか4ヶ月で映画の“素”をつくる現場に
携わってきた。

本来、自分にとって映画づくりという「非日常」だった世界を、
「日常」として経験したわけだけど、
だからこそ、映画という存在が「非日常」であることを強く認識するようになった。

物語は、8人の主人公の「死」。死ぬ5分前に、誰に、何を、どうやって伝えるか。
そこから浮き彫りにされる、死の姿を観客とともに「共有」する映画。
たぶん、観た人によってそれぞれ印象が変わる映画だと思う。

1月28日土曜、熊本市民会館で、昼3時半と夜7時の2回上映。

シネモヤンも会場で配布する予定(限定1000枚!)なんで、
ぜひ。
posted by さとる at 11:34| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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