2007年02月12日

セレブの生活。

高校の時、世界史が大嫌いだった。っていうか、今も苦手。
もともと記憶という能力が極端に欠如している上に、
カタカナだらけの地名や名前。
教科書開くだけでもうんざりしてた。
世界史の先生が25歳の小柄な男性。あだ名は「ほにょにょ」。
ある一部のコアな学生から絶大なる人気を得ていた色白男。
言動は格好つけてんだけど、彼にはある妙なクセがあった。


授業中に、何度も生徒の目を盗んで何度も
股間(キャッ)を「ほにょにょ」とさわるクセ。

彼は生徒たちが気づいていないと思いこみ、
教科書を開いては「ほにょにょ」、
生徒に質問を投げかけては「ほにょにょ」。
世界史の時間は、彼の「ほにょにょ」回数をノートに
「正」の字を書いて数えるのが
私と友達の密かなブームだった。
確か、最高記録は26回だったと思う。(そんなところは記憶力がいい)


今回観た映画は
コッポラ(娘)監督の「マリー・アントワネット」。
世界史で必ず出てくるお名前。
世界史嫌いの私でさえも、知っているお方の物語。

CMで流れるテンポの良い曲、色とりどりの王室ファッション、
ビビッドなスイーツの数々。
しかも、史上初ヴェルサイユ宮殿でのロケ!!!!
その映画美術だけでも観る価値アリ!と判断した私は、
迷わず映画館へ向かった。

歴史的背景のことは、一切無視して。

ま、彼女が贅沢三昧してたおかげで市民革命が起こって
それで処刑されたくらいは知ってますよ。一応。


映画は、マリーの日常生活(といっても一般ピープルには非日常)を
淡々と描いていた。淡々とした中に、あのきらびやかな衣装、小物、食べ物が
色を添えている。
どうも、モダンな映像技術とロックな音楽で、
王室に暮らすティーンエイジャーの暮らしを「等身大」に見せたかったそうな。

ま、歴史上の人物を身近に感じられるような演出はいいかな、と。
でも、なんかこう、等身大といえども、彼女の気持ちの変化というか、
葛藤とか、いらだちとか、そんなものが一切伝わってこないもんだから、
等身大で「生身の」ティーンエイジャーと感じられなかったんだよなぁ。
残念ながら。

ただただ美しくて、おしゃれで、スタイリッシュで、モダンで、
その上っ面だけ、見た目だけに力を注ぎすぎたんじゃない?

確かに、画面に出てくる小物、洋服、靴、すべてかわいい!
映像の色合わせが絶妙で、女心をくすぐる。

CMだけで充分だったかな、と思ったひととき。
posted by さとる at 15:20| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。