2006年05月28日

表裏一体。

最近思うこと。
敵をつくらなければ、味方は得られない。
誰彼にいい顔して、好かれよう、好かれよう、とすれば
結局は、「いい人だね」って好かれるだけだ。

嫌われることは、愛されることと表裏一体なんじゃないか。

「嫌われ松子の一生」

この映画を観て感じた。


いやぁ、笑った、怒った、哀れんだ、踊った、泣いた。
2時間ちょっとの時間だったけど、いろんな感情を吐きだした。
それもそうだろう。だって、この映画は松子という一人の人が
生まれて、そして死んでいくまで、一生分を凝縮して
描いた映画だもん。

だいたい、小説を原作にしたものって、その世界観を忠実に再現して
失敗するか、エピソード、というか要素だけを抽出して、
独自の世界観で塗り替えて失敗するか、
「オリジナルあるの? 読んでみたい」と思わせるか、
「オリジナルあるの? どうせつまんないでしょ」と思わせるか、
原作のイメージを変えることなく、映画としても完成させてしまうとか、
様々だと思う。
これまで出会った原作有りの映画だと、(私的に)失敗することが
多かったんだけど、この映画は他のどの作品とも違った。

オリジナル読んだけど、どうだっていい。

歌あり、踊りあり、サスペンスあり、笑いあり、
何でもありの極上のエンターテインメントに仕上がっている。

オープニングからぶっ飛んだ。
なんじゃ、こりゃ。映画か、これは?

でも、それもどうだっていい。

映像にも驚いた。
映画というよりも、コマーシャル的な映像美術。
ギラギラしているのに、妙にホコリっぽい。
現実感を排除しながら、妙にリアル。

でも、それもどうだっていい。


自分では到底経験できないような、
それでいてもしかして自分の身にもいつかふりかかってくるかもしれない、
そんな松子の一生を、映画を観る人は一緒に体験する。
…というか、私は体験した。


映画が終わった後、一生分の感情を吐きだしてしまって、
グッタリして家に帰った。
スポーツで(滅多にしないけど)汗をとことんかいて、
その後の疲れのよう。グッタリだけど、スッキリ! みたいな。

もちろん、即パンフレット買い。
もちろん、DVDも買う。

今日は、良く眠れそうだ。
posted by さとる at 17:57| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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