2006年04月16日

ある朝、突然に。

映画らしい、映画。
といえば、私の中ではミュージカルなんだな。
ただ最近までは、ミュージカルはどちらかと言えば苦手なジャンルだった。
道を歩きながら突然主人公が歌い出したり
その光景を当然のように受け入れる通行人がいたり
明らかに悲しむべきシーンで、足もとはステップを踏んでいたり

「あり得ない」ことの連続。

その非日常的描き方が、映画らしい映画であるわけですが。

その私のミュージカルに対する苦手意識を
一気に変えた作品がある。

それが、「CHICAGO」。

愛人を殺したダンサー志望の女が、
あれよあれよと新聞を賑わすほどの人気者にのしあがっていく話。
(ごめんなさい。映画の説明って苦手だす)
女同士の嫉妬や、人生の転落、何だって利用する野心と、
人間のドロドロした部分を、歌と踊りであっけらかんと描く
その演出にノックアウトされた。

とにかく、楽しい。

大画面で観られるだけ観てやろうと、映画館に3回ほど通ったあげく、
DVDも買ってしまった。
ひとつひとつの場面が、なんとも華やかで
今でも観るたびにワクワクする。


そんなわけで、今、劇場で公開されている「プロデューサーズ」も
大いに期待をしていた。

…が、ん〜いまいちワクワクしないなぁ。
ストーリーは、かなりおもしろい。
売れない舞台をつくれば、儲ける!というからくりに気づいた
プロデューサーが計理士が組んで
くだらない脚本、ダメな演出家、どうしようもないキャストを
探し回って、さあ公演!ってな話。筋だけ追えば、すごい笑えるネタだ。
ま、ところどころに、笑いどころはある。
ゲイの演出家ファミリーの場面は、プッ、とか、クスッ、とか
映画館のところどころで笑いがおこっていた。
…が、ミュージカルとして、いまいち華が足りない。
話の中心にいるのが男(ゲイも含む)ばかりだから
その点はしょうがないのかもしれないが、
どことなく、「映画だから…」と上手にまとめた感がある。

これ、舞台で観たらおもしろいんだろうね。
posted by さとる at 02:00| 熊本 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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