2006年01月23日

日常か、非日常か。

なんで、映画好きなの? なんで、映画を観るの?

そんな質問を投げかけられたら、ものすごく答えに困るわなぁ。
でも、ひとつはっきり言えることは

「日常のなかにある、非日常だから」

冒険もの、ヒューマン、ラブドラマ、ファンタジー、宇宙モノ、戦争もの、
コメディ、アニメーション…。
ある意味、日常に起こりうる作品も中にはたくさんある。
だけどそれは、スクリーンに映った瞬間から、
自分が観客席に座った瞬間から、非日常の世界に変わってしまう。
それを、日常から抜け出した自分が観る。
ってとこに、映画の魅力が集約されているんじゃないかと、
私は思う。

熊本で今週末ある映画の上映会が行われる。
そのタイトルは、「HINAMI」。
このHINAMIという言葉は、古語で「日常」という意味を表す。
熊本を映画のまちにしよう。というコンセプトのもと、
集まった映画づくりの素人たちと、映像のプロが、
流行の(もうすでに古いけど)言葉でいえば「コラボレーション」した作品。
私も、Cine3.の一員としてこの映画制作に携わってきた。

去年の4月からプロジェクトが立ち上がり、
脚本のアイデア出しから、脚本づくり、キャストのオーディション、制作準備と、
8月のクランクインまでわずか4ヶ月で映画の“素”をつくる現場に
携わってきた。

本来、自分にとって映画づくりという「非日常」だった世界を、
「日常」として経験したわけだけど、
だからこそ、映画という存在が「非日常」であることを強く認識するようになった。

物語は、8人の主人公の「死」。死ぬ5分前に、誰に、何を、どうやって伝えるか。
そこから浮き彫りにされる、死の姿を観客とともに「共有」する映画。
たぶん、観た人によってそれぞれ印象が変わる映画だと思う。

1月28日土曜、熊本市民会館で、昼3時半と夜7時の2回上映。

シネモヤンも会場で配布する予定(限定1000枚!)なんで、
ぜひ。
posted by さとる at 11:34| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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